☆母乳じゃなくたっていいじゃない☆
「母乳じゃなくたっていいじゃない?」
今日はそんな想いに至るまでの私の母乳、ミルク育児についてのお話です。
一人目出産後、次の日から息子は感染症にかかり即入院。
母乳をなかなか直接あげれず、パンパンに張ったおっぱいを
痛みに耐えながら夜な夜な絞る毎日。
そして直接母乳をあげれるようになってからも、
うまく授乳ができず毎度1時間はかかりそして2時間後にはまた授乳の繰り返し。
こんな生活をしてでもおっぱいをあげたかった私。
おっぱいの激痛は出産の痛みよりも痛かったぁ~コレほんと!ほんとに痛い!
でもでも母乳育児したかったんです。
赤ちゃん産めば勝手にでるものだと思っていました。
だから出産前も暴飲暴食を続けていました。
誰か私に教えてほしかった~(笑)
おっぱい勝手にでないよって(笑)
おっぱいつまるよって(笑)
でも無知でした。
毎晩痛みと戦い赤ちゃんと一緒に泣きました。
「なんで飲んでくれないの!!飲んでよ」
と無理やり口を押し付け赤ちゃんにあたったりもしました。
そんな生活に加え
同じ時期に旦那の転勤が決まり熊本→茨城に転勤することになりました。
私が1週間入院している間に、今まで住んでいた熊本の家は無くなっていました。
いろんな不安が重なり、今考えると産後うつになっていたのだと思います。
結局パンパンに張ったおっぱいを息子もうまく飲めず、
一カ月検診で体重を測ったら通常1キロくらい増えるはずの体重が、
たった30グラムしか増えていませんでした。
一日にするとたった1グラム。
結局母乳はあきらめ完全ミルクでの育児スタート。
「母乳育児絶対あきらめたくない!」 と思っていましたが、
どんどんストレスからでなくなりあきらめざる得ませんでした。
もちろん息子のことを考えたら「ミルクあげたらいいじゃない」と思いますが、
あの時は思えなかったんですよね。
なんせ寝不足や正常な環境でもなく思考回路が偏っていたのだと思います。
だから母や助産師さんに言われる何気ない言葉にもイライラ、涙があふれてきました。
私のまわりのおばあちゃん世代のひとは悪気がないけれど
「おっぱいでないの?かわいそうね~」 という人が多かったんです。
(そうは言ってなくてもそう聞こえていたのかもしれません)
授乳室に入るママたちを羨ましく思い、
息子にとって母の愛情を感じるおっぱいをあげられない自分は、
存在する意味はあるのか悩みました。
他のママと比べていつも出かける時は水筒を二本もっての大荷物だし、
泣いてもすぐにおっぱいをあげて落ち着かせることもできないし・・・
なんだかすべてが悲しくて。
何でも悲観的にとらえていました。
そして出かけることが億劫になり引きこもりぎみになりました。
息子に卵アレルギーがあるとわかった時には
ミルク育児だったからアレルギーになったのだと自分を責め、
息子に「ごめんね、ごめんね」と何度もあやまりました。
でもようやく一年経ったころに
「母乳じゃなくたっていいじゃないか」
と思えるようになってきたのです。
それでも少しづつですけどね。
それはアレルギーの原因はミルクだったからではないこともわかったり、
少しづつ外に出てほかのママと交流を持ったり、
パパに預けて一人でお買い物に行ったり気分転換ができるようになったからです。
「あの時精一杯がんばった、でもでないものはでないのだ!」
と思えるようになってきました。
だってミルクだけだって立派に1歳になれたし、
パパに子供を預けることができてパパも育児に協力してくれるようになったし、
おっぱいあげれない分落ち着いて寝なかったけれどその分たくさん夜を共にし、
私のダンスじゃないと寝なかったし。(笑)
「なんだかおっぱい以外の絆ができたじゃない(*^-^*)」
と前向きに思えるようになりました。
きっと母乳じゃないと!と思っているママがいるかもしれませんが大丈夫!
おっぱいだけがママの愛情じゃありませんよ。
アレルギーだって病気だって、母乳の子だってなるし、ミルクだってなる。
赤ちゃんが大きくなって元気でいてくれるならいいじゃない?
ママだけじゃなくてみんなで赤ちゃんとかかわれたら素敵じゃない♪
なかなかそう思えるまでに時間はかかるかもしれませんが
一歩踏み出して外にでてみませんか。
人と話をし、体を動かすだけで気分転換できるかもしれません!
私の体験で少しでもミルクママが前向きに思えたら幸いです。
母乳神話ってすばらしいのかもしれないけれど
赤ちゃんとの絆はおっぱいだけじゃない!
大丈夫よミルクママ!
ここにも完全ミルクで育てたママがいるんだから!
長くなったので二人目母乳育児の話は別記事に こちらから⇓
2人目育児のおっぱい体験
二人目もいろいろあったので(笑)
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ついにこの話が新聞記事になりました。
その記事はこちらから↓↓
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