☆だっこのプロが教える!危険なスリングの使い方

スリングというと赤ちゃんをゆりかごのようにゆらゆら使用するという

イメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

(もちろん商品によっては
そのように使うものも販売されていますが
注意が必要なのです。

 

私も一人目の時は危険な使い方をしていました。

新生児の息子のことをスリングでゆりかごのように抱き

カンガルーの袋のように顔を見えるようにも抱いておらず

息子はスリングに埋もれ姿勢も丸まりすぎて

なんだかとても苦しそうでした。

しかし、なんだか苦しそうと思ってはいたものの

初めての子育てで使い方もわからずそのまま使っていました。

(⇓すっぴんのため消していますが長男出産時です。)

なぜ横抱きスリングは注意が必要かというと

赤ちゃんの足が布で圧迫され

股関節脱臼を招いてしまいう危険性があるからです。

特に新生児期から4か月目くらいまでは注意が必要です。

(4カ月目以降の赤ちゃんではスリング横抱き使用も大丈夫ですが注意が必要)

 

そして横抱きの時にはお顔が見えるように、

抱きてあげなくてはいけません。

姿勢が丸まりすぎて

自分の服で窒息してしまう危険もあります。

 

 

息子も新生児のころから股関節が悪くしばらく経過観察でした。

まさにこのような姿勢でだっこをしたため

赤ちゃんの自然な姿勢でもあるM字(カエルさんの足)に

することが出来なくなってしまっていたのです。

完全に危険な足の向きのわが子です。

 

2010年の小児整形外科医学会の中でも

スリングは横抱きではなく縦だきで使用しましょうという流れに変わってきています。

しかしまだ広まっていないのが現実です。

スリングの横抱きは開脚の姿勢がとれず両足がのばされるため注意が必要との記載が

小児整形外科学会のHPにもあります。

http://www.jpoa.org/公開資料/

海外製のもので横抱きで使うスリングも販売されていますが、

購入の際は日本人は特に注意が必要なのです。

なぜならば、とくに股関節脱臼になりやすい人種というのが

世界の中でも3種いると言われています。

・ネイティブアメリカン(インディアン)

・エスキモー

・日本人

と言われています。

ということは

他の国のあかちゃんはなりにくいから

横抱きでスリングを使用しても大丈夫なのです。

しかし日本人の赤ちゃんが使うと

出生体重も全く違う海外の赤ちゃんと同じものを使用

することによって股関節脱臼や埋もれすぎてしまって

自分の服で窒息してしまうこともあるのです。

 

また首が座らないときに使用するインサートも同じように注意が必要です。

まさにこのインサートも足をわきから押さえつけてしまう危険があるので

装着の時には注意が必要なのですが

まったく無知な私は

子どもの股関節がなんで悪くなるのかまったくわかっていなく

何も注意をすることなく使っていたのです。

 

 

新生児でも縦だきでスリングを使用することはできます。

しっかり密着をしテール(余っている布)で

首の周りにクッションをつくってあげることで

新生児でもお首のサポートが安全に行えます。

 

 

スリングを自己流で使っている方、

また今後購入を考えているけれど

どこのスリングを購入しようか悩まれている方は

一度ご相談くださいね。

横抱きも足を閉じてしまわないように注意をすれば

使用することはできますよ!

講座では注意のポイントもお話しいたします。

 

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