☆療育に通い始めて感じたこと
(※不快に思われる表現が含まれるかもしれません。)
療育に通い始めて感じたこと。
現在2歳4か月の息子。
言葉の発達が少し遅く、やっと二語文が出てきた感じ。
それも簡単な二語文のみ。 (ねーね行った。●●買うなど)
こだわりも強い。
上の子と比べるとやっぱり言葉も遅いしこだわりも強いかなとは 思っていたけれど、
まぁそのうちしゃべるよね~こだわりも2歳特有のものよね~とおもっていました。
失礼かもしれませんが、 療育って特別な人がいくところ と思っていました。
治療の療の字がつくし治すところというイメージでした。
だから自分の子が1歳半検診で「療育に通ってみませんか」と言われると
「なんでうちの子が?うちに子は普通じゃないの?本当に必要なの?」 と頭がぐるぐる。
実際療育に見学に行ってみても、様々な子がいる中で やっていけるのだろうかと不安になりました。
夫も「私に任せるよ」と温かい言葉をかけてくれるも
「これって放任なだけではないか」とイライラ。
療育に通うということが恥ずかしい気持ちすらあって ほかの人に相談することもできずに悩んでいました。
結局私が選んだところは 親子でも分離でも通える児童発達支援センター。
現在週4回10:00~13:00(給食あり)に 一緒に通っています。最大9名。
日によって通園される人数は違いが ありますが通園されているメンバーは同じなので顔見知りです。
そして、実際に通ってみてわかったこと。
それは
療育はなにも特別ではないこと。
特別な子がいくところと分けること自体ナンセンス!
だいたい普通の子っていわれる普通ってなんなんだろう。
医療ケアが必要な子も親子のコミュニケーションって当たり前にあって
普通の子の普通って何?って考えさせられています。
実際通って私が感じた印象は
その子の成長に寄り添ってくれる幼稚園
って感じです!
以前は子育て支援センターなどに遊びに行っても
ついわが子のできないことに目を向けてしまったり
ほかの子と比べてしまったりすることが多く
体は大きいのに「かして、どうぞ」 「ごめんね、ありがとう」が言えないことで
おもちゃの取り合いの時など泣き叫ぶわが子を見て
ほかのお母さんにどう思われるのだろうと考えるだけで
気疲れしてどこにも出かけたくないとすら思っていました。
この子のこだわりはあまやかしだろうといわれることも多々ありました。
でも療育に通って子供をよ~く見ると この子なりのルールがあって、
そのルールを尊重してあげると (もちろん順番を守るとかマナーやモラルの範囲内で)
落ち着いて行動できるようになりました。
何気ないことだけどこの子にとっては意味がある行動だったんだと
気づくことでイライラしなくなったり。
親の私が救われたような気持ちです。
心に余裕が生まれたことで できないことではなく、
できることに目を向けてあげられるようになりました。
そしてできなくても、そんなこともあるよね~ どうしたらその子は落ち着けるかなと
先生方や通っているママたちが フォローしてくださることもとってもありがたくて・・・
本当に成長に合わせてみてくださっているのを感じます。
その子にあった療育園を見つけるのはとっても大変。
その子に園が合っているかあっていないかなんて通ってみないと正直わからないことも
あると思うし、一人一人感じ方って違うし障害も違う。
その中でどうこの子にアプローチをすればいいかわかりませんでした。
だから不安になったりわからないことはやっぱり一人で抱え込まずに相談するって
大事だなって思います。
療育に行くって恥ずかしいことなんかではないですよ!
私はだから堂々と療育の話をします。
療育ってなにをするのかわからないから不安になると思うので
私が通っている園での一日の流れはこんな感じです!
一日の流れ
10:00~10:20 自由遊び(トミカとかおままごととかおもちゃがあります)
10:20~10:30 朝の会①(アンパンマン体操、ふれあいあそび、今日の予定のお話)
10:30~10:45 手洗い、トイレ、お茶のみ、季節のお歌、お名前呼びなど
10:45~11:30 活動タイム(お外遊びや音楽にふれあう時間や体育遊び、クッキングなどなど)
11:30~12:10 トイレ、手洗い、給食準備、給食
12:10~12:30 給食が終わった子から別室にて歯磨き、自由遊び
12:30~12:45 帰りの会(絵本読み、お歌、手帳を返す、ご挨拶、帰りの準備)
この一日の中にも、子供がスムーズに行動できるようなポイントが 随所にちりばめられています。
このポイントが療育はしっかりされているように思います。
息子は通って2か月。
少しづつ集団行動にも慣れてきて、
この音楽がなったらお片付けという 時間的なルールも理解できるようになってきました。
お友達とのかかわりができるようになってきました。
子供ももちろん学びは多いですが
一番救われたし、学びが多かったのは
この私です。
理解していたつもりですが理解できていなかった多様性。
様々な子がいて
様々な性格の子がいる。
様々な障害の子がいる。
週4子供と通うことで今は思うように仕事ができずモヤモヤすることもありましたが
今はこの経験から学んだ
もっと様々な子をケアできるだっことおんぶの専門家になりたい、
そして様々な子に対応できる防災教育を勉強したい
要支援者支援も力を入れていきたい
と目標がでました。
子供をとおして新たな目標も見つかり
こんな経験をさせてくれたのも子供のおかげだと思っています。
療育親子でこれからも楽しみつつ
通いたいと思います。
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だっこおんぶ指導、防災士、ベビーダンスインストラクター 渡邉恵里香
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