☆今回の鹿児島県豪雨災害について思うこと

今回の鹿児島県を中心とした豪雨災害。

鹿児島市教育委員会、そして息子の小学校での対応はびっくりすることばかりでした。

先日朝からサイレンが町内では鳴り、避難勧告が発令されたあさ。

学校からは何の連絡もなし。

私に連絡網が来ていないだけかと不安になり学校に電話すると

通常通り授業はあるとのこと。気を付けてくるように!

といわれました。

気を付けてと言うのは簡単です。しかし小学生に何にどのように気をつけなくては

いけないかを伝えなければわかるはずもありません。

避難勧告は各市町村長が発令します。

それを無視する形の登校に疑問を感じ、教育委員会に問い合わせるも

各学校長の判断にお任せしているから私たちはどうしようもないとの回答。

この時点で責任の押し付け合いでした。

 

その日は大雨のなか学校に行かせました。

そしてその夕方、帰宅すると、びっくりするお手紙が!

明日は今日以上の大雨が予想されるので給食センターがストップします。

なのでお弁当を持参で連絡が無ければ登校させてください。

と記載がありました。

給食センターがストップするということは、配送ができないことに加えて

調理員の方たちが出社できないからだと思うんです。

そんな大人が出社できない状況で子供たちをどうして登校させることが出来るのだろうか。

本来避難勧告が出た時点で子供たち、教職員を守る立場の校長がなぜすぐに休校の判断が

できないのか、大変驚きました。

その後市内全域で休校が決まりましたが、不信感はぬぐえず、学校長に手紙を書きました。

校長先生も被災され、判断に苦しむことはあると思います。しかし、なぜ?

が付きまとい防災士の観点から一つの意見として伝えました。

 

するとすぐに電話が掛かってきて平謝り。

そして、言い訳になりますが・・・と話してくださった内容は

「周辺の校長先生同士で連絡を取って、とりあえず登校ということにしておいて

雨がひどかったら休校や遅れの対処をしようと話して決めました。

給食センターがストップするということはどういうことか考えていませんでした。」

とのこと。

私が一番残念だったのは、

その中でどの校長先生も休校にしよう!と声を上げる先生がいなかったことです。

明日は今日より大雨になることも分かっていて、なにしろ避難勧告が出ている。

(のちに避難指示)

給食センターもストップしている。

学校周辺は急傾斜地崩壊危険箇所もあって、用水路、河川もある我が校区。

そんな中で決断をだせる先生がいなかったことは残念でなりません。

鹿児島の先生なら8.6水害のことだって記憶にあるはずです。

 

子ども達が様々な自然災害に巻き込まれては

謝って再発防止を考えます。を繰り返してきたはずです。

子どもの命は謝っても帰ってきません。

 

どうか大人の私たちが必ずくるであろう自然災害にもっと関心を寄せ

子供の命を守るためにもっと防災について真剣に向き合わなくては

いけないと思いました。

私自身もっと伝えていかないといけませんね。

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だっこおんぶ指導、防災士、ベビーダンスインストラクター 渡邉恵里香

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