避難訓練がただの避難の練習になっていませんか?

現在保育のなかでの防災についても
お仕事をさせていただいています。
先日ある園で避難訓練の際、子供達に
防災頭巾事前に配布
地震の紙芝居を読みきかせ
地震発生
テーブルの下に隠れる
外に避難開始
整列
でしています。
と言われました。
 
なにがおかしいのかわかりますか?
 
いつ起きるかわからない地震から身を守る練習なのに
 
なぜはじめに防災頭巾配布?
 
普段被って生活しませんよね?
防災頭巾を被ったまま
テーブルの下も入りにくい。
スムーズに避難誘導できるようにとばかり気がとられて
大事な命を守る行動について
先生方が真剣に考えていなかったのが原因でした。
改善案をお伝えするも
 
子供は命の守り方なんてわからないし。
 
との返答。
 
\\だから繰り返し伝えるんです!!!!//
 
 
 
交通ルールを教えるように、大人が見本となり伝え続けるのです!!
 
命の守り方を訓練するのです!!
そして子供だけでなく、
職員も子供を守るための
指示誘導ができるように
安全な場所の確認、この場所だったら
こう指示するというのを
訓練しなくてはいけないのです。
そんな避難訓練できていますか?
どうか、命を預かる保育、教育の現場。
避難訓練がただの
避難だけの練習にならないことを
切に願います。